「分からない、に寄り添う」

占龍館の龍桜姫叶です。

あまり良くない事なのですが、実は先週遠方の仕事先で倒れました。

仕事が終わって帰ろうとした時、吐き気と冷や汗で立ち上がれなくて、久しぶりにピンチでした。

でも幸運にも10分以内で復活したので、救急車は呼ばず一人で帰宅できました。

職場で、しかも遠方で、そして私のような巨体の人間が倒れたら本当に迷惑で、自分も困るので、
今だけは勘弁してくれ…( ;∀;)と思ったのが吉と出たのかな?(私は今年運が良いので)

おそらく原因は「起立性低血圧」(数日後に受診しました)で、小学生の頃から起立性調節障害の私にとっては、常に隣り合わせの存在で、強いて言えば良く寝る、規則正しく食事、水分を摂る事位しか予防策はありません。

起立性調節障害は、主に小学生~中学生のやや女児に多く、思春期特有の疾患だと思われがちですが、実際は成人後も続くことはよくあります。

私も成人して、長い間症状が出ずに油断していた事もありましたが、ある日突然目の前が真っ暗になり(病院の中で良かった!)、意識が戻っても座っていることも出来ない程で、(血圧が68/35位でした)あまりに不安と恐怖に襲われて「助けて」と看護師の腕を掴んだこともあります。

それでも、「血圧が低くても死にゃあせんわ。」
「寝るなら家に帰って寝て下さい。心配要りません。」
と冷たく言って笑われたり、嫌な思いもしました。

起立性調節障害は、「怠け病」や「鬱と同じで甘え、気の持ちよう」と言った偏見を持った人も多く(鬱も甘えではありませんが)、私も今までの経験上、学校の先生でも医療関係者でも、理解のある方が本当に少ないと感じます。
故に心無い言葉を吐かれる事もよくあります。

でもそれは、この疾患に限った事ではありませんよね。
その人がどれだけ辛いのかは、実際には分からないけど、「死なないなら大丈夫」で一括りにされるのは違うと感じます。
確かに命に関わらないだけ、本当に幸せなんですけどね。

私も自分が理解されない辛さを感じて生きてきて、だからこそ「人に寄り添おう」と努力しています。

私はこれからも起立性調節障害と共に生きて行くしか無いですが、自分を不幸だなんて思っていないし、それも「私」という人間の一部だと考えて受け入れています。

最近急に暑くなってきたので皆さんも体調にはくれぐれもお気を付けて下さいね!(*^^*)

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

龍桜姫叶

運勢が良い時もそうでない時も、今やこれからをより良く生きていく為に占いはあるので、些細な相談でも是非お越し下さい。 私と一緒に頑張りましょう!

Copyright© 占龍館(対面+オンライン占い) , 2024 All Rights Reserved.