53話 ご縁 ― 見えない糸に導かれて①~賢者占人、真成の半生~

大阪心斎橋にある占い館【占龍館】
占い師をしております。真成です。

金曜日更新シリーズ:【過去の後悔、愚かな私、死の体感】賢者占人、真成の半生

私の占い師になる迄にあった、色んな過去の事を記載しようと思います。

前回までのお話しはこちらをお読みください。

 

53話 ご縁 ― 見えない糸に導かれて①

人は誰しも、「ご縁」を感じる出会いを経験している。

理由はわからないのに、なぜか出会ってしまった人。
忘れられない言葉を残して去っていった人。

ヨウは言った。
「ご縁とは、偶然ではない。必然として起こるものだ」

以前、先祖の大切さについて語ったが、その先祖こそが、人と人とのご縁を導いているのだという。
良い出会いも、そうでない出会いも、すべて含めて――。
人は、喜びをもたらす出会いだけを「ご縁」と呼びたがる。

感謝でき、心が温かくなる関係。
確かにそれは、誰にとっても分かりやすい良縁だ。

だが、ヨウはこう言った。
「全ての出会いには、必ず理由がある」

傷ついた出会い。
苦しみをもたらした人。
できれば出会いたくなかった存在。

それらもまた、その人がその人生で向き合うべき学びとして、先祖の願いによって導かれるのだという。

そして、良いご縁であっても、切るべきものがあるとも教えられた。
安心を与えてくれる人は、良い存在だ。

だが、楽を与える人は違うと言う。

楽はやがて依存を生み、依存は人から「自分の感情や考えること」を奪っていく。
人はそれを幸せだと勘違いする。
だが、幸せとは本来、他人が決めるものではない。
自分自身で決めるものなのだ。

それでも――先祖は、ただ一つの願いを持っている。

「この子が、幸せでありますように」と、、、、、

だからこそ、たとえ苦しい出会いであっても、守護として、そのご縁を導くことがある。

 

つづく、、

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真成

山や神社などを巡り、あらゆる自然の声に心を傾け、16年の修行を行ってきた。 修行と色々な人と出会う事で「私にも人の役に立つ事が出来ないだろうか」と思い、占いの道へ進む。

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