その38:海外旅行に行こう

大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】

代表の黄麗です。

セキララにこれまでの人生の振り返る
「波乱万丈の女!占術家・黄麗の半生」・・・

その38回目は「その38:海外旅行に行こう」のお話です。

その前に・・・
こちらはすでにお読みいただいていますか?

前回の記事はこちら!→「その37:朝の早起きから」

殆どお休み無く働いていた私。

自分で事業をしてから、
21歳の時に初めて、
海外旅行として、社員を連れて11名で韓国ソウルに行った。

なぜ、韓国を選んだのかというと、
そんなに長く仕事を休めないので、
2泊3日で行ける所を選んだ。

初めての海外旅行でした。

ウキウキしながら飛行機で日本を出た。

金浦空港に降り立つと、日本と違う匂いがした。

にんにくの臭い。

当たり前の事だが、日本語が通じない。

韓国語は全くダメ。

コミュニケーションを取るには、
カタコトの英語を使うしかなかった。

私は中学生の時に、
アメリカ人と教会で少し英会話をしていたので、
自信があった。

ホテルのレストランで、
食事をしていて、ウエイトレスに水を頼んだ。

「ウォーター、プリーズ!」

キョトンとするウエイトレス。

「ウォーター、プリーズ!」私はもう一度繰り返した。

「???」のウエイトレス。

なんだか、通じないみたい…。

私は日本語で「水、下さい!」と言って、
水の入ったコップを指差した。

そうすると、パッと明るい顔になって、
「ウァラー!」と言って、水を持ってきてくれた。

えっー!ウァラー? ウォーターじゃないの?!

私は自分の発音が通じなかった事にショックを受けた。

それは、また別の所でも起こった。

ウォーカーヒルホテルに出かけようと思って、
ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらおうと頼んだら、
ウォーカーヒルが通じない。

英語の文字を見せて、やっと伝わった。

「オー、ウォカーヒル!!」

フロントの人が発した音が全然違う!

私は自分の発音では、全く英語が伝わらない事を知ってしまった。

大ショックだった。

ソウルの街を歩いていても、
日本語が通じない、
自由にコミニュケーションが取れないという、
フラストレーションを感じる体験となった。

タクシーでは、料金を何倍にも取られそうになり、
半額に値切って、被害を免れたと思いきや、
まだ3倍ほど正規の値段より高かったのが、
あとで現地の人に聞いて発覚した。

ホテルの支払いでは、
社員達がルームサービスで頼んだお酒に17万円も請求されて、
予定外の出費に驚いた。

また、今では考えられないかもしれないが、
明洞の焼肉レストランでは、
食事の間に靴磨きを勝手にされて、
お金を請求されたり、
社員の靴が盗まれて、
新しい靴を買う羽目になった。

今から30年以上も前の韓国・・・

今はそんな事はないと思うが、本当にあった出来事。

日本の国の中では、日本の治安の良さが当たり前になっていた。

日本の良さを知るには、日本を離れて日本を観ることが一番分かりやすい。

海外旅行に行けば日常を離れて、感じることが出来る。

当たり前の有難さ。

世界から観た日本の素晴らしさ。

もちろん、他国の方が優れていて、学ばなければならない所も沢山ある。

私は占いでよく海外旅行を薦めることが多い。

日常を離れて、場所を変えれば、新しい気付きを得るチャンスが、多いから。

海外旅行に行こう!

 

続きはこちら!→「その39:まだ知らない日本」

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黄麗/占龍館代表

占龍館代表 先祖代々神主を務める家系に生まれ、幼少の頃より心霊・占いなどの精神世界に関わる。 占術家として、テレビ出演や雑誌掲載、講演活動など、日本全国で幅広く活躍し、WEBコンテンツやアプリなどでも占いの監修を手がけている。

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