大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
精神世界の旅
その190「先人の失敗から学ぶ」
子供の頃は
耳にタコができるほど
戦争の悲惨な話を聞かされた。
大人は次の世代に
戦争を二度と起こさないように
語ることが大切だと
思っていたに違いない。
ただの話ではなくて
実際に経験した本人からの話は
とても生々しかった。
だからこそ
子供の頃は
聞きたくなかった。
もううんざりだった。
悲惨な話は楽しくない。
話を聞いているだけでも
心が痛む。
酒に酔った大人たちが
戦争の話を始めるたびに
「またぁ…」と
心の中で拒絶感が漂っていた。
自分が生まれてくる前の話。
大人たちは
同じ悲惨さを繰り返さないように
食べ物が無かった時の話しや
空襲で防空壕に避難した時の話をした。
歴史を振り返ると
先祖たちは苦難の時代を
生き抜いてくれている。
そして、子孫には
自分たちのような苦労はしないで欲しい
幸せになって欲しいと願っている。
私はご先祖様に言う。
「ありがとうございます。
おかげさまで、幸せです。」と。
子供の頃は
聞きたくなかった話も
今は教えてくれてありがとうと思う。
私も人生色々と失敗から学んだことが多い。
失敗にはしていい失敗と
しない方が良い失敗がある。
先人達の失敗の話を良く聴いて
それを生かして
未来をより良くしていくのが
先祖供養になると思う。
見えない指導霊たちは
いつも私たちに
正しい道をささやいてくれている。
つづく…。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
