その100:鬼子母神とアングリマーラ

大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】

代表の黄麗です。

セキララにこれまでの人生の振り返る
「波乱万丈の女!占術家・黄麗の半生」・・・

その100回目は「その100:鬼子母神とアングリマーラ」のお話です。

その前に・・・
こちらはすでにお読みいただいていますか?

前回の記事はこちら!→「その99:何をしてもいい。出来る事に感謝を。

 

 

☆☆☆

 

黄麗の半生はこの100話が最終回です。今私は51歳です。

私が生まれてから、今までに至るまでのほんの一部ですが、書かせて頂きました。

過去に犯してしまった罪は、償うことが出来ないほどに沢山あります。

前世までを含めると、恐ろしい程多くあります。

そんな私でも、許されて今生きることが出来ています。

師匠との出会い、内観セミナーを通して、改心することが出来ました。

寂しくて、不安で、不幸だった私から
キラキラ満ち足りて、幸せな私キラキラに変わることが出来ました。

どんな人でも、幸せになれることを私は知りました。

いや、幸せにならなければ、いけないから、命を頂けたのだと思います。

罪深き私の心を楽にしてくれたのが、鬼子母神とアングリマーラです。

どんな罪を犯していても、改心すれば、神仏の領域に入ることが出来ます。

鬼子母神

鬼神槃闍迦(はんじやか)の妻で1万の子どもの母と言われている鬼子母神は、常に他人の幼児を食う悪女で、見かねた釈迦が、人間を救うと同時に、鬼子母神を救済しようと、愛奴児という鬼子母神の末子を隠してしまいました。

鬼子母神は世界中を7日間探し回って、釈迦に助けを求めたところ、子を失う母親の苦しみを悟らせ、仏法に帰依させた。

アングリマーラ

彼は釈尊の弟子となる以前にあるバラモンに師事していたが,ある事件によって怒ったそのバラモンは彼を陥れようとしてあやまった教えを与えた。彼は師の教えに従って,次々と人を殺してその指を切った。 1000人の指を集めようとして 1000人目に自分の母を殺そうとしたとき,釈尊が教化したので,バラモンの教えを捨てて,弟子となった。その後市民の迫害を受けたにもかかわらず,あやまちをひたすら懺悔し,行を重ねたのでついに悟りを得た。

私が初めて、この話を聴いたのは、鬼子母神は38歳の時、アングリマーラは48歳の時でした。

正直、私より、ひどいなぁと思いました。

そして、

釈迦の凄さを知りました。

鬼子母神もアングリマーラも、無知が起こさせた罪です。

ひどいとか、悪いとか思っていなかったから、できたのです。

しかし、それが一旦分かると、もうそれをすることは出来なくなります。

無知から抜け出すと、人は変わることが出来ます。

今の私にも、まだ沢山の気づいていない無知なることがあることでしょう。

気付いて、改め、気づいて、改めを繰り返して、占いの道、真理を生きていきます。

黄麗の半生100話までをお読みいただきまして、本当にありがとうございました。

人生は、まだまだ続きます…。

 

 

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黄麗/占龍館代表

占龍館代表 先祖代々神主を務める家系に生まれ、幼少の頃より心霊・占いなどの精神世界に関わる。 占術家として、テレビ出演や雑誌掲載、講演活動など、日本全国で幅広く活躍し、WEBコンテンツやアプリなどでも占いの監修を手がけている。

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